娘が誕生した日〜後編〜
ういーす
たけぽよ父ちゃんの子育て日記っす＾＾
娘がこの世に誕生した日
前編、中編に続いて
今日は後編でっす☆
どうか無事生まれて欲しい。
生命を誕生させるため
一生懸命いきんでいる妻に
感謝しながらも
俺はと言うと
手をしっかり握ることと、
がんばって！と
ありきたりの言葉を
かけることくらいしかできなかった。
どれくらい経ったのか
よくわからないが
ついに
頭が少し見えてきた。
もうちょっとだ
もうちょっとだ。
はやる気持ち
ドキドキする。
まだかな
まだ出て来ない
長くなると
不安が大きくなる
がんばって
赤ちゃんも
がんばって
頼む。
無事に生まれてきて欲しい
母子ともに何もなく
お願い。
俺はただただ
祈るしかなかった。
もう少しというのに
あとちょっとのところで
頭がひっかかってるみたい。
先生が何かわからない
機械を準備し始めた。
・・・・。
・・・・・それは必要な器具？
俺は先生の動きから
目が離せなかった。
先生が準備を終えたのをみると
形状でどんな機械かが
一瞬で、想像できた。
たけ
『先生。
それは使わないとダメですか？』
先生は俺の声を聞くと
先生
『これ以上長くなると
赤ちゃんに負担がかかるから』
たけ
『お願いします。
それ（吸引）だけは待ってください』
そう。
俺たちが最も
懸念していた吸引機が
今まさに使われようとしていた。
使いたくない。
赤ちゃんは絶対
自力で出てこれるって信じてる。
そう思いながらも
不安と恐怖は拭えなかった。
ちょっと待って欲しいと
先生を一瞬制止させ、
朦朧としている
妻に一言、声をかけた。
『吸引機使うかもしれない。
それだけはいやだよね？』
妻は息を荒く苦しそうに一言。
それだけはいやだと言った。
（頼む。お願いだから生まれて）
妻の声を聴きながら
心の中でそう願った時
タイミングよく
ついていた人数にプラスして
もう一人助産師さんがきてくれて
さらに、大きな陣痛が・・・！
俺は大きな声で
頑張って！と鼓舞し
助産師さんも
思い切り妻のお腹を押してくれた
妻も思い切り
これが最後といきむ。
おぁぁぁぁあぁ！
ふぁぁぁおぁぁ！
ふぁあぁぁぁあ！
ああ・・・！
生まれた・・！！！
よかった！
よかった！
出てきてくれた瞬間。
よくわからなかった。
放心状態だった。
目の前で
泣く我が子を見ながら
胸がドキドキしてた。
その間に
先生が手際よく
処置をして
最後に俺に
へその緒を切るよう促してくれた。
ふと我に返り
目の前のことに集中する。
チョキン！
とは切れず
少し硬めの感触を感じながら
数度ハサミを動かす。
綺麗に
へその緒が切れたあと
ようやく
頑張ってくれた妻へ
娘が手渡された。
『初めまして・・・
やっと会えたね・・・』
そう、涙ながらに
話しかけ、娘を抱く姿に俺も涙した。
無事生まれてきてくれて
ありがとう・・・。
産んでくれてありがとう。
歓喜したというよりかは
噛みしめるような
静かな静かな感謝だった。
7時 17分 3396g
元気な女の子が生まれました。
産まれてきてくれて
ありがとう。
父ちゃんと母ちゃんの宝物さん。
これからいっぱい一緒によろしくね。
☆このブログのルール☆
当ブログにあるすべての記事は、育児の仕方の正解間違いを示すものではなく、たけぽよちゃんが一個人として体験したことから思う心のあり方から成る子育てについてのあれこれを自由に綴るものでっす。
俺と妻と娘を合わせた、３人での関わりの中で起きているお話なので、家族構成や環境で共感できる・できないことも生まれるかもしれません＾＾
いいな〜って思えるところは素直に受け取ってもらいつつ、なんか違うな〜って思うところは思いっきりポイっと捨てちゃってくださいまし♪
あなたにとっての子育ての良いきっかけになったらめちゃ嬉しいっす〜！
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